SERVICE DETAILS

フィルジェン: 13C代謝フラックス解析(13C-MFA・INST-MFA/フラックス値まで推定)

フィルジェンが提供するサービスです。
ご注文の前に「掲載情報」「料金詳細」「発注条件」などを確認のうえ、 内容に応じて見積依頼をしてください。

ご注文の受け方: 代理店経由 研究室が指定する代理店を介してのご注文となります。

このサービスは Creative Proteomics が実施します(受付・見積は フィルジェン)。

未登録:会社が登録すると届きます(回答に時間がかかる場合があります)
公式ページを開く ↗ 情報確認日 2026-10-06

このサービスについて

安定同位体でラベルした基質を細胞に取り込ませ、質量同位体分布から反応ごとの速度(フラックス値)を推定する。定常状態の13C-MFAに加えて、同位体非定常のINST-MFAにも対応する。トレーサーは13C-グルコース(均一標識と1,2位標識)、13C-グルタミン、13C-パルミチン酸・オレイン酸、13C-酢酸・エタノール、15N-グルタミン、2種類同時のデュアルトレーサーまで。モデリングはINCA、13CFLUX2、OpenFLUXを使い、90%信頼区間つきのフラックスマップを返す。対象は解糖系、ペントースリン酸経路、TCA回路、グルタミン代謝、セリン・グリシン・一炭素代謝、脂肪酸代謝、ヌクレオチド合成、NADPH・酸化還元代謝など30以上の経路。実施は米国とドイツ。日本の窓口はフィルジェン。

参考合計 (6検体)

公開されている料金をもとに計算した参考金額です。

参考価格
要見積(基本料金が非公開)

登録されている料金(すべて)

基本料金・オプション・適用条件などの一覧です。

区分 内容 金額 検体数の条件 税 種類・期間 出典 メモ
基本料金 (必須) 13C代謝フラックス解析(1検体) 要見積 — 記載なし 通常 13C Metabolic Flux Analysis(Creative Proteomics) (公式) 公開価格なし

仕様

掲載されている解析条件・サービス仕様です。

メタボローム解析(網羅・標的・フラックス)

生体試料に含まれる低分子の代謝物をまとめて測るサービスです。目的が「知らない代謝物を探す」のか「決めた物質を正確に測る」のかで、選ぶプランが変わります。水溶性・イオン性の代謝物はCE-MSやGC-MSが、脂溶性・中性はLC-MSが得意です。解析対象数は各社が示す目安で、試料や条件で変わる保証値ではありません。群間を比べるだけなら相対定量で足りますが、代謝パラメータの計算やバッチをまたぐ比較には濃度定量が必要です。フラックス解析を選ぶときは、もう1つ気をつけてください。同じ「フラックス解析」でも、ラベル体がどの代謝物に回ったかを見るところまでのものと、数理モデルに当てはめて反応ごとの速度まで推定するものがあります。反応速度の数字が欲しいなら、後者を選ぶ必要があります。

基本料金の起点 細胞・組織などの試料から(代謝物の抽出を含む) 基本料金に含まれる最初の工程
解析の種類
解析の種類 網羅解析(探索型)は「何が変わったか」を広く見ます。標的解析は決めた物質を正確に測ります。フラックス解析は安定同位体でラベルして代謝の流れを追います フラックス解析・標的解析
対象の物性 親水性は水溶性・イオン性の代謝物(アミノ酸、有機酸、糖リン酸など)、脂溶性は中性の代謝物(脂肪酸、アシルカルニチン、胆汁酸など)です。ここが合っていないと、見たい代謝物が映りません 親水性・脂溶性
測定方法 CE-MS(キャピラリー電気泳動)はイオン性の代謝物に、LC-MSは脂溶性や広い範囲に、GC-MSは誘導体化した代謝物に、IC-MS(イオンクロマトグラフ)は陰イオンに向きます。FIA-MS(フローインジェクション)はクロマト分離をせず流し込むので、1検体あたりが速く、大規模なコホートに向きます LC-MS・GC-MS
質量分析計・分離方法 Orbitrap ID-X(HILIC+逆相LCの高分解能MS)、 Q Exactive HF(四重極オービトラップ・分解能120,000 FWHM)、 QTRAP 6500+(トリプル四重極・MRM)、 Agilent 7890B GC-MS(EI/CI)、 ACQUITY UPLC I-Class(HILIC+逆相)
定量方式 相対定量は同じバッチの中での面積値の比較です。「濃度定量可」は、会社が指定した物質にかぎって濃度定量をオプションで足せるという意味です。代謝パラメータの計算やバッチをまたぐ比較には濃度定量(絶対定量)が必要です 記載なし
検量線・内部標準 質量同位体分布は、天然存在比とトレーサー純度の補正を行う。 フラックスマップは90%信頼区間つきで返す
未同定ピーク 未知のバイオマーカーを探すなら、未同定ピークのm/zとピーク強度まで報告するプランが要ります 記載なし
解析対象数の目安(上限) 各社が示す代表例・目安です。試料や条件で変わり、保証値ではありません 記載なし
解析対象数の補足 記載なし
対象となる代謝物 解糖系、ペントースリン酸経路、TCA回路、グルタミン代謝、セリン・グリシン・一炭素代謝、脂肪酸代謝、ヌクレオチド合成、NADPH・酸化還元代謝など30以上の経路
使える安定同位体ラベル 13C(グルコース・グルタミン・パルミチン酸・オレイン酸・酢酸・エタノール)、15N(グルタミン)
使えるトレーサー どの基質にラベルを付けるかで、見える経路が変わります。グルコースは解糖系・TCA・PPP、グルタミンはグルタミン分解とアナプレロシス、脂肪酸はβ酸化に効きます 13C-グルコース・13C-グルタミン・13C-脂肪酸(パルミチン酸・オレイン酸)・13C-酢酸・エタノール・15N-グルタミン・2種類を同時に(デュアルトレーサー)・カスタムトレーサー
フラックス解析の方式 定常状態の13C-MFAが基本です。INST-MFAはラベルが定常に達する前の時間経過を使うので、光合成のように定常にしにくい系や、速い代謝に向きます 13C-MFA(定常状態)・動的フラックス解析(DMFA)・同位体非定常フラックス解析(INST-MFA)
フラックスの定量 この分類でいちばん間違えやすいところです。「フラックス解析」と書いてあっても、ラベル体の分布を返すだけで反応速度は出さないサービスがあります 反応速度(フラックス値)まで推定する
送れる検体
対応する検体 培養細胞・組織・微生物
必要サンプル量 検体の種類ごとに基準が違います。並べ替えは文字の順になるので、金額のようには比べられません 接着細胞は2〜5×10^6(最低1×10^6)、浮遊細胞は5×10^6(最低2×10^6)、組織は50〜100 mg(最低20 mg)、微生物は5〜10 OD(最低2 OD)
量の補足 上の数字は実施機関自身のページにある試料ごとの表。 日本の窓口(フィルジェン)のページでは「細胞4×10^6個以上」とだけ書かれていて、 数字が違う。日本から頼むときは窓口の条件が効く
前処理の範囲 自分で抽出する必要があるかどうかで、手間が大きく変わります 代謝物の抽出から
検体の注意 標識培養を頼めるかどうかは、どちらのルートで頼むかで変わる。 実施機関のページでは「Cell culture & tracer labeling」がワークフローの2段目にあり、 標識培養から受けている。 一方、日本の窓口(フィルジェン)のページには 「同位体取込み済みの細胞をご提供頂く」「安定同位体の培養時の取込みにはご対応」できない、 と明記されている。日本から頼むときは標識培養を自分で行うことになる。 推奨の反復数は1条件あたり6(パイロットなら3〜4でも可)。 研究用途(RUO)限定で、診断や臨床には使えない
解析と納品
付属する統計解析 記載なし
パスウェイ解析 標準で付属
代謝パラメータの数 濃度定量値から計算される指標(エネルギー充足率など)の数です 記載なし
納品物 RAWデータ(生データ)・解析報告書・パスウェイマップ
参照データベース・ライブラリ フラックス推定のモデリングは INCA/13CFLUX2/OpenFLUX
サンプルの返却 記載なし
データの保管 記載なし
納期・場所・料金
納期 記載なし
解析する場所 海外
場所の補足 米国とドイツ(ページのフッターの連絡先による)。日本の窓口はフィルジェン
検体数の条件 日本の窓口(フィルジェン)経由では10サンプル以上から。生物学的レプリケートやタイムポイントも1サンプルの扱い
料金の補足 公開価格なし。納期の記載もない。 日本の窓口(フィルジェン)経由では、解析費用のほかにサンプルの海外輸送費が別途かかる。 サンプル受領後のキャンセルはできない。バイオセーフティレベルはBSL2まで

出典

料金・仕様の根拠となる公開情報です。